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髙田ナッツのマンガ&雑貨

【浅草散歩】カストリ書房へ向かう道中みた景色の話。

年の差猫夫婦マンガ

 

今週のお題「ちょっとコワい話」

昨日は、浅草へ散歩に行ってきました。浅草寺へお参りした後、マルベル堂浅丘ルリ子石原裕次郎のブロマイドを購入し、舟和の芋羊羹を食べ…と、浅草観光を楽しんだ所で、我が家一の情報通、黒猫クインシーが、「今、春画が静かなブームになっていて、それに興味のある若い女子たちがこぞって向かう本屋さんが、浅草にあるらしいッス!」と言い出したので、それは面白そうだと、さっそくグーグル先生の仰せのままに歩いてゆくと、何やらアダルティーゾーンに…。まだ、夕方4時ごろと明るいのに、それぞれのお店の前には、黒服の男の人が立っていて、なんだかただならぬ雰囲気…しかもアタシ達以外、全員黒服の人しかいなくて、変な汗をビッショリかいてしまいました(>_<) ノドが渇いたので、「喫茶店はいらない?」と黒猫に提案し、いくつか並んでいる「喫茶」の看板を頼りにお店を覗いてみると、店員さんにジロッとみられ、迫力に押されて断念…(後で調べてみたら、それは「情報喫茶」というもので、風俗店との仲介場所だということでした。)グーグル先生に従った結果、知らない間にどまん中、吉原に迷い込んでしまっていたのです。そんなこんなで、ふたりで縮こまりながら、やっとこさ、カストリ書房に辿り着きました。

 

カストリ書房 入口

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豆本遊郭案内」とシールを買いました。

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お店の中は、外とうって変わってアットホームな空間でした。日本初の遊郭・赤線関連の専門書店ということで、艶っぽい本や遊里史に関する文献資料が沢山!山谷関係の本もありました。カストリ書房から出版されている本や雑貨も。(コーヒーも頂けるそうです。)

 

帰り道、偶然見返り柳を見ました。

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旧吉原遊郭の名所のひとつで、かつて、吉原遊郭で遊んだ客が吉原大門を出て、後ろ髪を引かれる思いを抱きつつ、この柳のあたりで遊郭を振り返ったということから「見返り柳」と呼ばれているそうです。(ゆらゆら、夏の夕暮れに怪しく写りました。)

 

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